内部被ばくを考える市民研究会 第10期総会&熊本例会 2023年11月26日(日)11時~13時、昼食をとりながら懇談~14時30分事前申し込みが必要です。

内部被ばくを考える市民研究会 第10期総会&熊本例会 2023年11月26日(日)
10時30分開場 11時~11時30分 総会
       11時40分~13時 11月例会
昼食をとりながら懇談 14時30分終了(予定)

※ふくまめさんのランチをご注文下さい。
<ふくまめさんの紹介記事>肥後ジャーナル 「大人の贅沢空間!古民家でのんびり甘味が味わえる『ふくまめ』が素敵」

会場:ふくまめ(熊本県阿蘇郡高森町大字高森2133-23 電話0967-62-1200)
参加費:会員・避難者・大学生 300円、一般 500円、高校生以下 無料
※なるべく釣り銭の無いよう、小銭をご準備くださると助かります。
※ 託児はありませんが、お子さん大歓迎です。

[事前申し込み]しんたに真理 shintama641@gmail.com までメールをお願いします。お名前と人数、ランチの希望をお知らせ下さい。ランチ 鶏のから揚げプレート、チキンかつプレート、和風チキンハンバーグ、お魚のプレートが1000円ほどです。飲み物は350円ほど。

ツイキャス 内部被ばくを考える市民研究会ツイキャス
http://twitcasting.tv/naibuhibakushim/show/
過去の例会の録画も視聴できます。

振込先:内部被ばくを考える市民研究会
ゆうちょ銀行からの場合
ゆうちょ銀行 記号 10370 番号73181351

ゆうちょ銀行以外の金融機関からの場合
ゆうちょ銀行 店名 〇三八(読み方 ゼロサンハチ) 普)7318135

※上記口座にてカンパ金も受け付けています。カンパ金をお振込いただく際は、メールにてお名前・振込日・振込金額をお知らせください。

  内部被ばくを考える市民研究会事務局
  E-mail entry.naibu@gmail.com まで

11月熊本例会

テーマ

1. 熊本県のPFAS(有機フッ素化合物)汚染 自主調査活動の報告 熊本の環境を考える会 水担当 30分

2. 世界の半導体工場におけるPFAS汚染と日本の規制値 報告:川根眞也 20分

3. 原発稼働が子どもたちの乳歯中のストロンチウム90を増やし、小児がんを増やす アーネストスターングラス論文(2000年)を読む 報告:川根眞也 30分

内部被ばくを考える市民研究会について

会の目的は、「放射線と内部被ばくについての正しい知識を市民に広めます。核兵器も原発もない世界を目指す」ことです。

現在、年間5回ほどの例会活動を行っています。黒い雨裁判の勉強会、三田茂医師の質問会などを実施しています。例会には会員の方はZoomで例会に参加することができます。会員限定のメーリングリストがあります。

興味のある方は是非、会にご参加下さい。

会員登録フォームはこちらから。

[解説]熊本県のPFAS汚染について 

すでに熊本市で河川や地下水で国の暫定目標値(50ng/L)を超えるPFASが検出されています。そして、台湾TSMC(台湾積体電路製造)が熊本県に進出します。同時に豊かな自然のある山都町に大規模な産業廃棄物最終処分場を建設する計画が進んでいます。ここは高千穂などの河川にも流れ出ていく水源地です。

熊本県は日本政府の協力な支援の受けて、2兆円規模の台湾TSMC第2工場が菊陽町ほかに建設されようとしています。

PFASはアメリカ、ウェストヴァージニア州でデュポンが、その巨大工場で1990年代に乳牛400頭のうち200頭が死ぬ排水放出事件を引き起こしたことで、その健康被害が知られるようになりました。「C8科学調査会」の科学者たちは、PFOA(PFASの一種 ぺルフルオロオクタン酸)と以下の6種類との関連性を証明しました。
① 妊娠高血圧症ならびに妊娠高血圧腎症
② 精巣がん
③ 腎細胞がん
④ 甲状腺疾患
⑤ 潰瘍性大腸炎
⑥ 高コレステロール
です。しかし、3Mがラットを使った動物実験では眼に欠陥を持つ仔が生まれています。デュポンは出産後まもない女性労働者を調査し、7人のうち2人から先天性欠損を持つ子どもを産んでいることを把握していました。これらは1981年頃にわかっていたのに、デュポンと3Mはこの健康被害事実を隠したまま、焦げ付かないフライパンや、航空機火災事故に役立つ泡消火剤、水を撥水するレインコートなどを作り続けてきたのです。

現在、沖縄県の米軍基地周辺の河川や地下水や全国の航空自衛隊でPFAS汚染が確認あされています。これは航空機の火災を鎮めるために使われた泡消火剤が垂れ流されてきたためです。静岡県、兵庫県、大阪府、熊本県熊本市の水源などでは、かつてあったPFASを製造していた化学工場や、その工場からの産業廃棄物から汚染が見つかりつつあります。PFASは長いものだと半減期が1000年のものもあり、「永遠の化学物質」と呼ばれています。

アメリカは2023年3月14日に国内の飲料水のPFAS汚染の基準値を4ng/L(ナノグラム/リットル)とする方針を決定しました。日本は暫定目標値が50ng/Lであり、この12.5倍であるだけでなく、この「目標」であり、法的規制値ではありません。日本ではPFASは流したい放題となっているのが、現状です。

放射能汚染だけでなく、新たな人間の作りだした化学物質によって、大地と水とそして人間の体内が汚染されつつあります。私たちに環境を守る取り組みが必要です。

沖縄県の有機フッ素化合物(PFAS)汚染状況 2021年2月8日 IPP Okinawa
有機フッ素化合物の人体への有害影響 出典:欧州機関(EEA)資料 和訳:NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策会議
神話の山に産廃処理場計画 自然愛する熊本・山都の住民をよそに 2022年7月24日 毎日新聞
PFOA PFOS PFHxS 


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