(1) チェルノブイリの立ち入り禁止区域(Exclusion Zoon)の森林で火災が発生している。2026年5月8日時点ですでに1,200ヘクタールを超えて燃えています。[記事1 New Scientist][記事3 24tv.ua]
(2)チェルノブイリの立ち入り禁止区域(Exclusion Zoon)の面積は259,800ヘクタール(1km2=100ヘクタール)です。ここでは何度も森林火災が起きています。1993年から2018年の25年間に1566件の火災が発生しています。
25年間で最大の森林・牧草地火災は2015年に起きていて、2015年4月26日~4月29日に発生した森林・牧草地火災では、10,127ヘクタール(チェ立ち入り禁止区域の3.8%)が消失しました。同年6月29日~7月5日に発生した森林・牧草地火災では130ヘクタールが消失しました。
ユーリ・I・バンダジェフスキーとN・F・ドウボバヤ(『放射性セシウムが生殖系に与える医学的社会学的影響』合同出版の著者)は2015年の最大の森林火災の後の子どもたちの健康被害について報告しています。
FOREST FIRES IN THE CHERNOBYL EXCLUSION ZONE AND CHILDREN’S HEALTH 2021年 Yu I Bandazhevsky N F Dubovaya
この研究の中で、バンダジェフスキーとどドウボバヤは、以下のように報告していっます。
・2015年の最大の森林火災で、焼失したルビャンスキー森林分署の土地の放射能汚染の最大値は、セシウム137で1040,000 Bq/m2、ストロンチウム90で368,000 Bq/m2、プルトニウム238―240で1,1400 Bq/m2、アメリシウム241では14,400 Bq/m2であった。
・森林植物1トンの燃焼により、125kgの一酸化炭素、12kgの炭化水素(発がん性物質を含む)、2kgの窒素酸化物、22kgの固体粒子が 放出されることが知られている。チェルノブイリ立ち入り禁止区域における森林火災や草原火災は、大気中にエアロゾルとガスの混合物を生成させる。これには、CO、CO₂、NO₂、SO₂、アクロレイン(C3H4O)、アセトアルデヒド(C2H4O)、水蒸気、および煤、灰、タールの微小な固体粒子や液滴が含まれ、その90%は0.1μm未満である。
※ アクロレイン(C3H4O)、アセトアルデヒド(C2H4O)はどちらもアルデヒド。アクロレイン(C3H4O)はC=Cの二重結合を持つ不飽和アルデヒド。アセトアルデヒド(C2H4O)はC=Cの二重結合やC≡Cの三重結合を持たない飽和アルデヒドである。どちらも発ガン性がある。-編集者注
・チェルノブイリの立ち入り禁止区域近くの森林火災で、放射性核種の総濃度が大気中の最大許容レベルを超えた。これは、中性子照射された核燃料が溶解しないまま、高放射能で大きさもマイクロメートルのサイズの粒子が、この地帯の土壌に沈着しているためである。土壌には、ストロンチウム90が6億 Bq/g、 プルトニウム238が600万 Bq/g、 プルトニウム239が 500万 Bq/g、プルトニウム240が 800万 Bq/g、アメリシウム241が 3000万 Bq/gもある。
※ 単位に注意。これは1kgあたりの放射能ではなく、1gあたりの放射能である。たった1gの土壌にストロンチウム90が6億ベクレルやプルトニウム239が500万ベクレルもある、ということ。
・セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム238-241は、煙エアロゾルとなって、大気表層で許容レベルを超える量が記録されていた。主にセシウム137を含む煙エアロゾルは、風の流れに乗って長距離を移動する。対流圏下層(高さ1.5kmまで)に存在する期間は1週間未満で、対流圏上層では約1ヶ月、成層圏では1~3年である。放射性燃焼生成物の沈着は、「クリーン」な地域でも起こる。
※ 「クリーン」な地域とは、原発事故や森林火災のない放射能汚染地帯ではない地域のことである。-編集者注

そして、バンダジェフスキーとどドウボバヤは2015年森林火災前と後で子どもたちの健康調査を行い、血中のホモシステインというアミノ酸が増加していることを発見しmました。対象は、チェルノブイリの立ち入り禁止区域に隣接するポレスキー地区に住む84人の子ども(男児39人、女児45人)、平均年齢15.5±0.1歳の子どもです。1回目の血中ホモシステイン(Hcy)濃度の調査は2015年4月2日に行われ、2回目の血中ホモシステイン(Hcy)濃度の調査は2015年12月18日に行われました。このアミノ酸の増加は子どもたちに心代謝疾患を引き起こす。上記の研究からその要旨を報告します。
・ブラックカーボンを含む粒径0.1~2.5マイクロメートルの微粒子(PM2.5)が空気とともに体内に侵入すると、致命的な結果につながる心代謝障害を引き起こす。この病態は、ある種の遺伝的影響がある場合、血中の含硫アミノ酸ホモシステイン濃度が上昇することによって起こる酸化ストレスの発症と関連している。
・血中ホモシステイン濃度は人体の健康状態を示す指標であることが示唆されている。心臓血管系の疾患、先天性奇形、腫瘍、精神疾患との関係が知られている。
・思春期の子どもにおける血中ホモシステイン(Hcy)の生理的濃度は、5~6 μmol/Lを超えてはならない。成人においては、血中ホモシステイン濃度が10 μmol/Lを超えると高ホモシステイン血症と診断される。
・ホモシステイン(Hcy)は硫黄含有アミノ酸であり、必須アミノ酸であるメチオニンの代謝産物である。ホモシステイン(Hcy)はタンパク質と化合物を形成し、その構造、ひいては機能を変化させる能力を持つ。高ホモシステイン血症では、自己免疫反応や血栓症が発症する。活性酸素種の生成を引き起こすホモシステイン化は、血小板の過剰凝集および血漿タンパク質の活性化により、血栓ができ、虚血性脳卒中を引き起こす可能性がある。体内のホモシステイン濃度の上昇は、動脈硬化性および血栓性血管障害を引き起こす。ホモシステイン(Hcy)の重要な特性の一つは、ニューロンのシナプス、心筋細胞、肝細胞を含む体細胞の膜上に存在するグルタミン酸受容体と相互作用する能力である。脳の構造におけるグルタミン酸受容体の過剰活性化に関連して、痙攣状態を引き起こす可能性がある。免疫能力を有する細胞に対しても、同様のホモシステイン(Hcy)の影響が認められている。その影響下では、生殖機能に対する視床下部の調節機能が損なわれる。しかし、ホモシステイン(Hcy)はニューロンへの細胞外Ca2+の大量流入を誘発しないため、弱い神経毒と定義されている。
・したがって、生理的レベルを超える量のホモシステイン(Hcy)は、神経系および内臓の細胞における代謝過程に毒性作用を及ぼす。
・全グループおよびすべての遺伝的サブグループの子どもたちの(Hcy)の血中濃度は、2015年森林火災前と後で1回目の測定時よりも2回目の測定時の方がすべての遺伝子型で有意に高かった。

(3)最近では、2020年にもチェルノブイリの立ち入り禁止区域内で森林火災が起きています。その際には、空間線量率が0.32マイクロシーベルト/時まで上昇しました。これは現地の平常時(高放射能汚染地帯での平常値)の16倍であるといいます。[記事2 The Guardian]

(4)1986年4月26日のチェルノブイリ原発4号機の爆発・炎上の際、放射能が日本に到着のは、今中哲二講演の資料から、1週間後の5月3日頃、とこれまで紹介してきました。つまり、2026年5月8日のチェルノブイリ立ち入り禁止区域の森林火災の放射能はあと5日後、5月15日頃に到着するとこれまでは思っていました。
で観測した空気中放射能濃度 2006年3月4日 今中哲二.jpg)
しかし、食品と暮らしの安全基金の小若順一氏から提供された、2015年12月1日のセルゲイ・クリメンコ教授(ウクライナ)の講演スライドには、チェルノブイリ原発事故から2日後には放射能は成層圏ま立ち上り、5日後には日本を含むアジアに高気圧の下降気流ととも降りてきていることが示されています。
つまり、2026年5月8日のチェルノブイリ立ち入り禁止区域の森林火災の放射能はあと3日後、5月13日頃に到着する可能性があります。森林火災が始まった日にちは不明であることから、日本にすでに放射能が来ている可能性があります。森林火災が今すぐに収束したとしても、2026年5月から6月上旬までは立ち入り禁止区域の森林火災の放射能が日本に来る可能性があります。森林火災の収束が1週間かかれば、日本にその放射能が来る期間はさらに1週間延びます。
できるだけ、塵を吸わない方がいい。被ばくしたと思ったら、休んで下さい。雨には絶対に当たらない下さい。
ガイガー・カウンターをonにして常時持ち歩き、屋外で高い空間線量率を計測したら、屋内に退避することを心がけて欲しいです。

[記事1 日本語訳]
ドローンの墜落を受け、チェルノブイリ立入禁止区域で火災が拡大
チェルノブイリ立入禁止区域でドローンが墜落し、火災が発生、その火勢は12平方キロメートルに及んでいる。乾燥した天候、強風、そして地雷の存在が、消火活動の妨げとなっている
マシュー・スパークス
2026年5月8日
ニュー・サイエンティスト
ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所周辺の立入禁止区域で森林火災が発生している
AP通信/Alamy Stock Photo
昨日、ドローンが同地域に墜落したことを受け、チェルノブイリ立入禁止区域内で大規模な森林火災が拡大している。火災は深刻だが、現地関係者によると、区域外への放射能汚染のリスクは最小限だという。
チェルノブイリ放射線・生態圏保護区(CREBR)はテレグラムの投稿で、ウクライナのチェルノブイリ市および同原発の旧冷却池の南東に位置する約12平方キロメートルの土地が、ドローンの墜落により燃えていると述べたが、機体の種類や出所に関する詳細は明らかにしなかった。金曜日の午後時点で、約331人と75台の機材が緊急対応にあたっている。
「規模は本当に大きい。消火活動に従事している隊員たちは、高濃度の放射性核種を含む空気を吸い込んでいる」と、CREBRのデニス・ヴィシュネフスキー氏は語る。「勤務終了後、彼らは体内の放射性核種濃度を検査している。」
ヴィシュネフスキー氏によると、火災現場から5~10キロメートル離れた場所では放射線量は正常であり、立入禁止区域の外では汚染のリスクはほとんどないという。
『ニュー・サイエンティスト』誌が入手した衛星画像に基づく他の推定では、火災の面積は実際には24.4平方キロメートルにまで拡大していることが示唆されている。
ウクライナ・キエフの原子力研究所に所属するオレナ・ブルド氏は、火災発生時に現場近くにいたが、当時は軍によって科学者の立ち入りが禁止されていたため、煙しか確認できなかった。彼女もまた、立入禁止区域の外で放射能汚染のリスクが生じる可能性は極めて低いと考えている。
ウクライナ国家緊急事態局(SES)はテレグラムの投稿で、乾燥した天候、強風、地雷の存在が消火活動を困難にしているとした。「火災は敷地内を急速に広がっている」と記した。ヴィシュネフスキー氏によると、現地では今晩予想される雨が消防隊の助けになることを期待しているという。
SESによると、地雷の存在により消防隊が立ち入るには危険すぎる地域もあるため、それらの地域は一時的に放置し、他の場所に消火活動を集中させているという。
チェルノブイリ隔離区域上空には、キエフやウクライナ国内の他の標的へ向かうロシアのドローンが頻繁に飛来している。昨年、ロシアのドローンが、1986年の事故で残された高放射性物質を保護する「新安全格納容器」に衝突し、その多層構造を貫通する穴を開けてしまった。
その夜の映像には、ぽっかりと開いた穴から炎と煙が噴き出している様子が映っている。幸いにも、穴は建物の端に近い位置にあったため、破片が下にある脆弱な原子炉や石棺に落下することはなかった。もし落下していれば、崩壊を引き起こし、危険な放射性物質を巻き上げる恐れがあった。
[記事2 日本語訳]
「悪いニュース」:チェルノブイリ近郊の森林火災で放射線量が通常の16倍に
この記事は6年以上前のものです
火災は土曜日、世界最悪の原子力災害の現場近くで発生した
モスクワのアンドルー・ロスおよび各通信社
2020年4月6日(月) 00:06 BST
ガーディアン
世界最悪の原子力事故の現場であるチェルノブイリ周辺の立入禁止区域で森林火災が発生し、放射線量の上昇につながったことを受け、ウクライナ当局は冷静さを呼びかけている。
消防当局によると、週末に発生した2つの森林火災のうち、小規模な方は鎮火に成功したとのことだ。この火災は、誰かが草地に火をつけたことが原因とみられている。残る火災の消火には、航空機やヘリコプターの支援を受け、100人以上の消防隊員が投入されている。
この火災は、チェルノブイリ隔離区域の南約60マイルに位置するウクライナの首都キエフで、放射能への懸念を引き起こしていた。月曜日に状況監視のために派遣された政府の専門家らは、キエフ市内および近郊で放射線量の増加は見られなかったと報告した。
「隔離期間中、窓を開けて家を換気することを恐れる必要はありません」と、ウクライナ国家環境検査局のエゴール・フィルソフ局長は、放射線検査の結果に関するFacebookの投稿で記した。
月曜日の午後時点で、同国の緊急事態省は、チェルノブイリ立入禁止区域内で残る火災の面積は約20ヘクタールに及び、現在も消火活動が続いていると発表した。同省が公開した映像には、森林の地面で炎を消し止める消防士たちや、立ち上る煙の雲が映し出されていた。
警察は、火災の原因とみられる容疑者を逮捕した。地元在住の27歳の男で、警察に対し「遊び半分で」3カ所で草やゴミに火をつけたと供述したという。火をつけた後、風が強まり、消火できなくなったと彼は述べた。
フィルソフ氏は以前の投稿で、火災現場の放射線レベルが上昇していることを警告していた。同氏は、この火災は春や秋によく行われる地元の「野蛮な」野焼きの習慣が原因だと指摘していた。「悪いニュースがある。火災の中心部では放射線量が通常より高い」と、フィルソフ氏は日曜日に記した。
投稿には、通常値の16倍の放射線を示すガイガーカウンターの映像が添付されていた。フィルソフ氏によると、火災は約100ヘクタールの森林に広がったという。
同国の緊急事態省は月曜日、キエフの空気質の悪化について警告を発したが、これは気象条件によるものであり、火災とは無関係であると述べた。
同省は土曜日、一部地域での放射線量の増加が消火活動に「困難」をもたらしていると述べた一方で、近隣住民に危険はないと強調していた。月曜日には、火災現場付近のガンマ線量は上昇していないと発表した。
1986年4月にチェルノブイリ原子力発電所の4号機が爆発した際、欧州の広範囲が汚染され、発電所直近の地域が最も深刻な被害を受けた。発電所から30km圏内への居住は禁止されている。
チェルノブイリの他の3基の原子炉は、2000年に発電所が最終的に閉鎖されるまで発電を続けた。2016年には、第4号機の原子炉の上に巨大な防護ドームが設置された。
廃炉となった発電所周辺の森林では、火災が頻繁に発生している。
[記事4]
1000ヘクタール以上が燃えている:隔離区域で大規模な山火事が鎮火できない
2026年5月8日 10:23
ソフィア・ロジク
主なポイント
news24.ua キエフ News
隔離区域で大規模な山火事が続いており、すでに1,100ヘクタール以上の地域に広がっている。
消火活動には国家緊急事態局(DSNS)の部隊、特殊車両、および他機関の部隊が投入されているが、風や乾燥した天候、地雷の危険により作業は困難を極めている。
隔離区域で大規模な森林火災が続いている。5月8日(金)時点で、火は1,000ヘクタール以上の地域を焼き尽くした。
これについて国家緊急事態局(DSNS)が報告し、消火活動の映像を公開した。
隔離区域での火災について何が分かっているか?
火災の鎮火は困難を極めている。
強い突風により、火は地域内を急速に広がり、森林地帯の新たな区画を飲み込んでいる。
状況は乾燥した天候に加え、地域の一部における地雷の危険性によってさらに複雑化している。
隔離区域で火災発生 / 写真:国家緊急事態局
現在、一部の森林区画では、爆発物の脅威があるため、作業が一時的に中断されている。
火災の推定面積はすでに1,100ヘクタールを超えている。
消火活動には、国家緊急事態局(DSNS)の部隊、特殊車両、および他機関の部隊が投入されている。救助隊員は強化体制で活動し、火災の発生源を封じ込め、火のさらなる拡大を防ぐよう努めている、と国家緊急事態局(DSNS)は述べた。
隔離区域で火災発生:動画をご覧ください
https://videocdnl.luxnet.ua/tv24/resources/videos/2026/05/3063936-1527617_main.mp4
重要!ウクライナでは現在、火災危険度が極めて高い状態にある。国民は、この国のユニークな生態系に対して責任ある態度で臨む必要がある。救助隊は、特に野外や森林地帯にいる際は、乾燥した植物を燃やさないよう、また防火規則を遵守するよう市民に呼びかけている。
また、ウクライナでは乾燥した草の焼却は罰金の対象となり、場合によっては刑事責任を問われることもあることを忘れないでください。このような行為は、土壌微生物、腐植、昆虫、小動物を破壊し、生態系に甚大な被害をもたらします。
ケースによっては、加害者は3,060グリブナから6,120グリブナを支払わなければなりません。しかし、時には21,000グリブナといった、はるかに高額な罰金が科されることもあります。
[記事1 英語原文]
Fire is spreading in the Chernobyl exclusion zone after drone crash
A drone has crashed in the Chernobyl exclusion zone, causing a fire that has spread to 12 square kilometres of land. Dry weather, strong winds and the presence of land mines are complicating efforts to bring the blaze under control
By Matthew Sparkes
8 May 2026
New Scientist
A forest fire is burning in the exclusion zone around the Chernobyl nuclear power plant in Ukraine
Associated Press / Alamy Stock Photo
A large forest fire is spreading through the Chernobyl exclusion zone after a drone struck the area yesterday. Though the fire is serious, those on the ground say the risk of radioactive contamination outside the area is minimal.
The Chornobyl Radiation and Ecological Biosphere Reserve (CREBR) wrote in a Telegram post that around 12 square kilometres of land, located to the south-east of the Ukrainian town of Chernobyl and the nuclear plant’s former cooling ponds, are burning due to a drone crash – but didn’t give details on the type or origin of the device. As of Friday afternoon, some 331 people and 75 pieces of equipment are involved in the emergency response.
“It’s really big. Guys who are working on [the] fire line are breathing air with high concentration of radionuclides,” says Denys Vyshnevskiy at the CREBR. “After the shift, they check concentration radionuclides in the body.”
Vyshnevskiy says that 5 to 10 kilometres from the fire, the radiation levels are normal, and there is little risk of contamination outside the exclusion zone.
Other estimates using satellite images seen by New Scientist suggest that the area of the fire has actually grown to 24.4 square kilometres.
Olena Burdo at the Institute for Nuclear Research in Kyiv, Ukraine, was near the site when the fire started, but saw only smoke because the affected area was closed to scientists at the time by the military. She also thinks there is very little risk of radioactive contamination outside the zone.
The State Emergency Service of Ukraine (SES) said in a Telegram post that tackling the fire is complicated by dry weather, strong winds and the presence of land mines. “The fire is rapidly spreading across the territory,” it wrote. Vyshnevskiy says the hope on the ground is that rain expected this evening will aid firefighters.
The SES said that some areas are too dangerous for firefighters to access because of land mines, so are being left temporarily while efforts are concentrated elsewhere.
The Chernobyl exclusion zone is frequently overflown by Russian drones en route to Kyiv and other targets within Ukraine. Last year, a Russian drone struck the New Safe Confinement shelter, which protects the highly radioactive remains of the 1986 disaster, blasting a hole all the way through its multi-layer construction.
Footage from that night shows fire and smoke billowing from a gaping hole – luckily, it was far enough towards the edge of the building that debris didn’t fall onto the fragile reactor or sarcophagus below, which could have caused collapse and stirred up dangerously radioactive material.
[記事2 英語原文]
‘Bad news’: radiation 16 times above normal after forest fire near Chernobyl
This article is more than 6 years old
The blaze started on Saturday close to the site of the world’s worst ever nuclear disaster
Andrew Roth in Moscow and agencies
Mon 6 Apr 2020 00.06 BST
The Guardian
Ukrainian officials have sought calm after forest fires in the restricted zone around Chernobyl, scene of the world’s worst nuclear accident, led to a rise in radiation levels.
Firefighters said they had managed to put out the smaller of two forest fires that began at the weekend, apparently after someone began a grass fire, and had deployed more than 100 firefighters backed by planes and helicopters to extinguish the remaining blaze.
The fire had caused radiation fears in Kyiv, Ukraine’s capital, which is located about 60 miles south of the Chernobyl exclusion zone. Government specialists on Monday sent to monitor the situation reported that there was no rise in radiation levels in Kyiv or the city suburbs.
“You don’t have to be afraid of opening your windows and airing out your home during the quarantine,” wrote Yegor Firsov, head of Ukraine’s state ecological inspection service, in a Facebook post about the results of the radiation tests.
As of Monday afternoon, the country’s emergency ministry said that the remaining fire in the Chernobyl Exclusion Zone covered about 20 hectares and was still being extinguished. Footage released by the ministry showed firefighters dousing flames on the forest floor, and clouds of smoke rising.
Police have arrested a suspect believed to have caused the blaze, a 27-year-old man from the area who reportedly told police he had set grass and rubbish on fire in three places “for fun”. After he had lit the fires, he said, the wind had picked up and he had been unable to extinguish them.
An earlier post by Firsov had warned about heightened radiation levels at the site of the fire, which he said had been caused by the “barbaric” practice of local grass fires often started in the spring and autumn. “There is bad news – radiation is above normal in the fire’s centre,” Firsov wrote on Sunday.
The post included a video with a Geiger counter showing radiation at 16 times above normal. The fire had spread to about 100 hectares of forest, Firsov wrote.
The country’s emergency ministry put out a warning for Kyiv on Monday about poor air quality but said it was related to meteorological conditions, and not to the fire.
The service had said on Saturday that increased radiation in some areas had led to “difficulties” in fighting the fire, while stressing that people living nearby were not in danger. On Monday, it said that gamma radiation levels had not risen near the fire.
Chernobyl polluted a large area of Europe when its fourth reactor exploded in April 1986, with the region immediately around the power plant the worst affected. People are not allowed to live within 30km of the power station.
The three other reactors at Chernobyl continued to generate electricity until the power station finally closed in 2000. A giant protective dome was put in place over the fourth reactor in 2016.
Fires are common in the forests near the disused power plant.
[記事4 ウクライナ語原文]
Горить понад 1000 гектарів: у зоні відчуження не можуть загасити масштабну лісову пожежу
8 травня, 10:23
Горить понад 1000 гектарів: у зоні відчуження не можуть загасити масштабну лісову пожежу
Софія Рожик
Основні тези
news24.ua Київ News
У зоні відчуження триває масштабна лісова пожежа, яка охопила уже понад 1 100 гектарів території.
До ліквідації пожежі залучено підрозділи ДСНС, спеціальну техніку та сили інших служб, але робота ускладнюється вітром, сухою погодою та мінною небезпекою.
У зоні відчуження триває масштабна лісова пожежа. Станом на п’ятницю, 8 травня, вогонь охопив понад 1 000 гектарів території.
Про це повідомили у ДСНС та показали кадри ліквідації пожежі.
Що відомо про пожежу у зоні відчуження?
Пожежа важко піддається ліквідації.
Через сильні пориви вітру вогонь стрімко поширюється територією, охоплюючи нові квартали лісового масиву.
Ситуація також ускладнюється сухою погодою, а ще мінною небезпекою на окремих ділянках території.
Горить зона відчуження / Фото ДСНС
Наразі у частині лісових кварталів роботи тимчасово не проводяться через загрозу вибухонебезпечних предметів.
Орієнтовна площа пожежі вже становить понад 1 100 гектарів.
До ліквідації пожежі залучено підрозділи ДСНС, спеціальну техніку та сили інших служб. Рятувальники працюють у посиленому режимі, здійснюючи локалізацію осередків займання та недопущення подальшого поширення вогню,
– розповіли у ДСНС.
Горить зона відчуження: дивіться відео
https://videocdnl.luxnet.ua/tv24/resources/videos/2026/05/3063936-1527617_main.mp4
Важливо! В Україні наразі надзвичайний рівень пожежної небезпеки. Населенню треба відповідально ставитися до унікальних екосистем країни. Рятувальники закликають громадян не спалювати суху рослинність та дотримуватися правил пожежної безпеки, особливо під час перебування на відкритих територіях і в лісових масивах.
І пам’ятайте, що спалювання сухої трави в Україні карається штрафами, а в окремих випадках може призвести й до кримінальної відповідальності. Такі дії завдають значної шкоди екосистемі, знищуючи ґрунтову мікрофлору, гумус, комах і дрібних тварин.
Залежно від випадку, винуватець має сплатити від 3 тисяч 60 гривень до 6 тисяч 120 гривень. Однак іноді протоколи виписуються й на значно більші суми – може йтися й про 21 тисячу гривень.