阿蘇のコシヒカリ農家さんの農地土壌を採取し、阿蘇のコシヒカリの水田土壌を測定させていただきました。
ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で64時間測定で、セシウム134 不検出(検出限界0.075ベクレル/kg)、セシウム137だけが検出されました。1.9±0.35ベクレル/kgです。
阿蘇のコシヒカリの販売をします。検査費用カンパ1000円を含み、1俵(30kg袋×2、合計60kg)を2万7000円(送料込み)です。また、阿蘇の米農家さんへの義捐金も受け付けます。また、半俵(30kg袋×1g)を1万3500円(送料込み)です。
一昨年より好評につき、ねぎ5kgも販売します。送料込みで1箱5kg入りで4000円です。お金はお米と同時期に納入いただきますが、ねぎの発送は一番おいしくなった12月の中旬に送らせていただきます。
販売数量(予定)は24俵(48袋)です。
9月24日現在、残り9俵(18袋)になりました(2021年9月24日)。
お申し込みは9月20日までに下記のアドレスまでお申し込み下さい。かならず、下記の内容をお書き下さい。また、後日1俵あたり27,000円、半俵あたり13,500円、ねぎ5kg 1箱4,000をお振り込み下さい。振り込み先は申し込みを確認した際に改めてご案内します。今回は第2次募集は行いません。また、来年1月末発送も行います。その申し込みもただ今受け付けています。
申し込みアドレス
entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局
申し込み内容
1.氏名
2.メールアドレス
3.申し込み俵数・箱数
阿蘇のコシヒカリ 俵
ねぎ 箱
(1俵60kg 27,000円、半俵30kg 13,500円、ねぎ5kg 1箱4,000円)
4.送付先住所
5.電話番号
6.振り込み金額 円
(1俵あたり27,000円、半俵13,500円、ねぎ5kg 1箱4,000円)
7.振込者名
※ 申し込み者と振込者名が違う場合は必ず7番をお書き下さい。
同じ場合は「1に同じ」で結構です。
<申し込み締め切り 第1回目> 2021年9月20日
<申し込み締め切り 第2回目> 2021年9月30日
メールの申し込み後、振込先をご連絡します。
水田土壌測定結果
阿蘇 水田土壌(阿蘇市中原154) 2176.3g セシウム134 不検出(検出限界0.075ベクレル/kg) セシウム137 1.9±0.075Bq/kg 土壌採取日 2021年6月10日 14:00pm 測定日 2021年8月27日 Ge半導体検出器 64時間測定
これはほぼ大気圏内核実験によって降下したセシウム137のみと考えられるほど低い汚染度であると思います。2009年平均の日本全国の土壌0~5cmのセシウム137の汚染度は下記をご覧下さい。熊本県阿蘇市西原村の土壌はセシウム137が38ベクレル/kg(表土0~5cm)でした。これと比較すると非常に低い汚染であると考えられます。
 セシウム137-1.9 2021年6月10日-14:00 田中幸博-2-743x1024.jpg)
図1 熊本県 阿蘇市 水田土壌 中原154 セシウム134 不検出 0.075未満 セシウム137 1.9Bq/kg 検査報告書 2019年5月4日採取
 セシウム137-1.9 スペクトルデータ 2021年6月10日-14:00 田中幸博-804x1024.jpg)
図2 熊本県 阿蘇市 水田土壌 中原154 セシウム137 1.9Bq/kg スペクトルデータ 2021年6月10日採取
上記のスペクトルデータでは、セシウム134のピークがまったく見えないことが分かります。セシウム134のピークは以下です。上のスペクトルデータで以下のエネルギーのピークは一切見えません。つまり、半減期2年のセシウム134は検出されていません。つまり、熊本県阿蘇市のこの水田土壌のセシウム137は、大気圏内核実験の影響であると考えられます。
セシウム134 ガンマ線放出エネルギー
563keV 8.4%
569keV 15.4%
605keV 97.6%
796keV 85.5%
802keV 8.7%
1365keV 3.0%
原発事故前の日本の土壌はどれくらいセシウム137で汚染されていたのか? 【データ出典】日本の環境放射能と放射線データベース
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/11619
以下が、原発事故前の2009年度白米および水田作土のストロンチウム90、セシウム137濃度です。文科省 第52回環境放射能調査研究 成果論文抄録集(平成21年度) p.15~16より。
かつての水田作土中のセシウム137汚染度は3.8ベクレル/kg(石川県金沢)~14.9(新潟県上越)、ストロンチウム90の汚染度は0.2(福岡県筑紫野)~1.6(新潟県上越)でした。

この資料から、この阿蘇の米農家さんの土壌 セシウム137 1.9ベクレル/kgの水田土壌で作られたお米からは セシウム137が0.02ベクレル/kgも含まれることはない、と考えることができます。
阿蘇のコシヒカリ栽培農家
熊本県阿蘇市
農業者 田中幸博さん
経営規模 水田 264アール
水稲 165アール
飼料稲 70アール
飼料用とうもろこし 14アール
ねぎ 15アール(35アールは条件の良いところを借りて栽培)
合計50アール栽培
繁殖牛 赤毛和種 2頭 黒毛和種 1頭を飼育
今回、これまで阿蘇のコシヒカリを作付してきた水田は、熊本地震により亀裂が入りました。震災3年かけても水田の基盤整備は終わっていません。2016年から亀裂の入っていない、別の田んぼで作付をしています。
2013年~2015年の水田の土壌データ
2013年
ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で17時間測定、検出限界ーセシウム134 0.45ベクレル/kg、 セシウム137 0.477ベクレル/kgーで、セシウム137のみ 2.02±0.37ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2013年5月4日 測定日:2013年8年15日 Ge半導体検出器 17時間測定
2014年
ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で4時間測定、セシウム134 不検出 検出限界0.91ベクレル/kg、セシウム137のみ検出 2.2±0.57ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2014年5月4日 測定日:2014年6年13日 Ge半導体検出器 4時間測定
2015年
ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で15時間測定、セシウム134 不検出 検出限界0.20ベクレル/kg、セシウム137のみ検出 2.0±0.43ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2015年5月3日 測定日:2015年7年7日 Ge半導体検出器 15時間測定
2016年
2013年~2015年の水田は2016年4月14日および4月16日の熊本地震で亀裂が入り、水がたまらなくなってしまいました。2016年度から別の水田(阿蘇市中原97 中原127)でお米を作っています。
ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で118時間測定、セシウム134 不検出(検出限界0.066ベクレル/kg)、セシウム137のみ検出 0.52±0.11ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2016年7月18日 測定日:2016年8年12日 Ge半導体検出器 118時間測定
2015年までお米を作っていた水田には、2016年4月14日、4月16日の熊本地震によって亀裂が入りました。

<熊本地震>
2016年4月14日21:26pm M6.5 最大震度7、4月16日1:25am M7.3 最大震度7の地震が熊本県熊本地方を襲いました。
これまで、内部被ばくを考える市民研究会では熊本県阿蘇市の米農家さんと協力し、田んぼの土壌の放射物質の検査を行いながら、安心して食べられるお米をご紹介してきました。原価実費+1000円程度放射能検査費用だけをいただいて。
『阿蘇のコシヒカリの農家さんのご紹介 2016 』
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/6896