熊本県阿蘇のコシヒカリのご案内 水田土壌のセシウム137は2.3±0.47ベクレル/kg、セシウム134はND(不検出 >0.072ベクレル/kg) 2024年

今年も阿蘇のコシヒカリのご案内をします。

このお米は、除草剤を1回だけ使用し、有機肥料で育てた、有機肥料・減農薬の特栽米です。川根眞也が熊本県阿蘇市の現地に飛び、米とネギ、赤牛農家の田中幸博さんの協力を得て、水田の放射性セシウムの核種分析もしています。

申し込み方法は一番最後に記載してあります。1俵60kg 28,000円、半俵30kg 14,000円、消費税・送料込み です。申し込み締め切りは本日2024年9月20日17時です。

販売予定数30俵(60kg)のところ、残り13俵です(2024年9月20日朝6時現在)。

ちくりん舎測定結果報告書 熊本県阿蘇市 水田土壌  中原154(試料稲土壌)14工区 セシウム134 ND(<0.072) セシウム137 2.3 2024年5月4日 16:30pm 田中幸博

水田 土壌 放射性核種分析 セシウム137のみ2.3 ベクレル/kg検出。

水田場所:熊本県阿蘇市阿蘇市狩尾14工区中原154
土壌採取:2024年5月4日 16:30pm 採取者:田中幸博 立ち合い:川根眞也
放射性セシウム:セシウム134 不検出 検出限界値 0.072 Bq/kg
        セシウム137 2.3 ± 0.47Bq/kg
測定器:Ge: 高純度ゲルマニウム半導体測定器( フランス Itech 社製)InterWinner(Itech 社製)
測定時間:93.8時間
測定機関:ちくりん舎 共同ラボ(NPO 法人 市民放射能監視センター)
〒190-0181 東京都西多摩郡日の出町大久野 7444

2024年5月4日採取 熊本県阿蘇市水田土壌 セシウム137のみ 2.3±0.47ベクレル/kg検出

2024年5月4日採取 熊本県阿蘇市水田土壌 セシウム137のみ 2.3±0.47ベクレル/kg検出

2024年5月4日採取 熊本県阿蘇市水田土壌 セシウム134は不検出 >0.074ベクレル/kg

2024年5月4日採取 熊本県阿蘇市水田土壌 セシウム134は不検出 >0.074ベクレル/kg

ちなみに、玄米そのものの放射性セシウムの汚染度は測っていません。土壌が2.3ベクレル/kgであることから、玄米の放射性セシウムの汚染度は0.02ベクレル/kg未満である可能性が高く、測定が困難であるからです。水田土壌からその安全性を確認しています。

以下が、原発事故前2009年の白米および水田作土のストロンチウム90とセシウム137濃度との関係です。水田作土中のセシウム137が1.9ベクレル/kgの山梨県甲斐では、その水田で作った白米がND(不検出)でした。水田作土中のセシウム137が1.9~最高7.3ベクレル/kgの水田で作った白米がND(不検出)でした。白米中のセシウム137が検出されたものでは、もっとも水田作土が汚染されていないもので、水田作土が5.2ベクレル/kg、白米が0.025ベクレル/kgです。白米の汚染は、水田作土の約200分の1です。

2009年度 白米および水田作土のストロンチウム90、セシウム137濃度 【単位】ベクレル/kg

この阿蘇のコシヒカリの水田土壌のセシウム137は2.3ベクレル/kgですから、上記、白米および水田土壌の放射性核種分析を行った、農業環境技術研究所の検査能力を使っても、不検出(ND)となると思います。

以下が、2011年3月12日5時から同年5月1日0時までの、放射性セシウム137の積算沈着シュミレーションです。日本原子力研究開発機構が原発事故があった年、2011年9月6日に公表しました。しかし、すべての新聞各紙がこれを無視し、日本の東日本の地域および太平洋側の海の放射能汚染を隠しました。

2011年3月12日5時から5月1日0時までのセシウム137の積算沈着予想 日本原子力研究開発機構 2011年9月6日公表

2011年3月12日5時から5月1日0時までのセシウム137の積算沈着予想 日本原子力研究開発機構 2011年9月6日公表

私たちは自らの健康を守るためには、上記の色塗られた地域の農林水産物は食べるべきではない、と考えています。「ふくしま食べて応援」には賛同しません。

2013年から、熊本県阿蘇市の米農家さんと提携し、水田土壌を計測しながら、その放射能汚染度を公開しながら、お米の案内をしてきました。田中幸博さんは264アールもの水田を有するため、阿蘇のこしひかりを作る水田は同じではありません。従って、年1回水田土壌の放射能汚染を計測する水田も同じではありません。

しかし、水田は違っても、熊本県阿蘇市の1km×1kmの範囲にある水田土壌を毎年1回計測してきたことになります。今回、水田が1km×1kmの範囲にあるとして、2014年~2024年までの10年間の水田土壌のセシウム137の推移のグラフを作り、その近似曲線を描いてみました。

熊本県阿蘇市 水田土壌 川根眞也および田中幸博採取 2014年から2024年の近似曲線 内部被ばくを考える市民研究会 川根眞也

熊本県阿蘇市 水田土壌 セシウム137 湿土 2014年から2024年までの近似曲線(赤点線)

このグラフが示すように、この10年間でセシウム137の放射能汚染度は0.5ベクレル/kgも上昇している傾向にあることがわかりました。この放射能汚染の上昇には、東電福島第一原発の廃炉作業がもっとも大きな影響を与えている可能性があります。建屋を開放したまま、3号機建屋屋上の放射能がれきを撤去したり、現在、2号機で行われているような核燃料デブリの取り出しをしたりするたびに、放射能が環境にまき散らされています。

サイト「全国の原子力発電所からの直線距離計算」で調べたところ、東電 福島第一原発から熊本県阿蘇市までは1030kmあります。それだけの距離離れていても、10年間でセシウム137濃度を0.5ベクレル/kgも引き上げる量の放射能がまき散らされているということです。

原発からの距離 東電福島第一原発から熊本県阿蘇市 1030km

福島県はもちろん、それだけでなく、東日本ではどのくらいの降下量があるのでしょうか。東日本の野菜や畜産物の放射能検査を1ベクレル/kgの単位で徹底すべきだ、と考えます。また、農地や牧場の土壌の検査も定期的に行うべきです。隠されたホット・スポットができている可能性もあります。

採取している水田が変わっているので、厳密には比較できません。2013年から2024年、年1回土壌測定した結果一覧です。

熊本県阿蘇市 水田土壌 田中幸博さん [単位]Bq/kg
採取者:川根眞也および田中幸博
測定機関:ちくりん舎共同ラボ
測定機器:高純度ゲルマニウム半導体検出器 INterWinner Itech社

2013年 セシウム134ND(<0.45) セシウム137 2.02

2014年 セシウム134 ND(<0.91) セシウム137 2.2

2015年 セシウム134 ND(<0.06) セシウム137 0.52

2016年 セシウム134 ND(<0.91) セシウム137 2.2

2017年 セシウム134 ND(<0.08) セシウム137 0.96

2018年 セシウム134 ND(<0.12) セシウム137 1.4

2019年 セシウム134 ND(<0.097) セシウム137 1.1

2020年 セシウム134 ND(<0.093) セシウム137 1.7

2021年 セシウム134 ND(<0.075) セシウム137 1.9

2022年 セシウム134 ND(<0.083) セシウム137 2.2

2023年 セシウム134 ND(<0.096) セシウム137 1.6

2024年 セシウム134 ND(<0.034) セシウム137 2.3

阿蘇のコシヒカリの注文を受け付けます。

一般受付開始は2024年9月19日(木)18時より

申し込みアドレス
entry.naibuアットgmail.com  内部被ばくを考える市民研究会 事務局
(アットを@に変えて入力して下さい。)

申し込み内容
1.氏名
2.メールアドレス
3.申し込み俵数 阿蘇のコシヒカリ   俵
(1俵60kg 28,000円、半俵30kg 14,000円、消費税・送料込み)
4.送付先住所
5.電話番号
6.振り込み金額      円(1俵あたり28,000円、半俵あたり14,000円)
7.振込者名
※ 申し込み者と振込者名が違う場合は必ず7番をお書き下さい。

最終申し込み締め切り 2024年9月20日 17時

 内部被ばくを考える市民研究会 事務局

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