内部被ばくを考える市民研究会10月例会 2020年10月25日(日)13:30~ ツィキャスのみ配信

※ 偶数月に埼玉県さいたま市で開催していました。新型コロナウィルス感染が全国で爆発的に拡大しています。今年度は基本的にインターネット中継でのみ行います。以下、ツイキャスをご覧下さい。

本日のテーマ

1.北海道に核のゴミ 寿都町、神恵内村、そして……

  13:30~ 報告:川根眞也

2.大飯原発3号機、蒸気発生器付近で配管に重大な損傷。原因不明のまま配管を取り換えただけで再稼働か?2020年11月3日関西電力の原発はすべて停止する。一度止めた原発は二度と動かすな

  14:00~ 報告:川根 眞也

3. 携帯電話と電磁波被曝をめぐって。日本学術会議問題と大学研究

  14:30~  報告:川根 眞也

  報告:川根 眞也

4. 福島にも大阪にも放射能汚染水を流すな!10月27日菅政権、東京電力の福島第一原発事故の放射能汚染水の海洋放出の閣議決定をする予定。

15:00~ 報告:川根眞也

核のごみ調査 寿都町応募 神恵内村は申し入れ受諾 2020年10月10日 東京新聞朝刊2面

 北海道の寿都町(すっちちょう)、神恵内村(かもえないむら)が、核のごみの最終処分場の文献調査に応募を決めました。現地では受け入れ撤回を求める反対運動が起きています。この核のごみ最終処分場はすでに2012年日本学術会議が回答「高レベル放射性廃棄物の処分について 日本学術会議 2012年9月11日」を出しています。その回答書の中で

「そもそも(特に高レベル放射性廃棄物の最終)処分場の実現性を検討するにあたっては、長期に安定した地層が日本に存在するかどうかについて、科学的根拠の厳密な検証が必要である。日本は火山活動が活発な地域であるとともに、活断層の存在など地層の安定性には不安要素がある。さらに、万年単位に及ぶ超長期にわたって安定した地層を確認することに対して、現在の科学的知識と技術的能力では限界があることを明確に自覚する必要がある。その自覚を踏まえた上で、説得力のある方策を探すべきである。」同回答書 pp.5

また、核のごみの最終処分場についての合意形成についても、以下のように指摘しています。

「東京圏の電力需要をまかなうために、東京圏には立地ができない原子力発電所を福島県や新潟県に立地してきた。福島県や新潟県は、危険や汚染の負担という点では受苦圏でありつつ、原子力発電所の操業に伴って経済的・財政的メリットを得るという点では受益圏となっていたが、同時に操業に伴う各種の放射性廃棄物は青森県に搬出させてきた。青森県は、低レベル放射性廃棄物の埋設と、使用済み燃料の一時貯蔵、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の一時貯蔵を受け入れ、これに伴う経済的・財政的メリットを受益しつつも、高レベル放射性廃棄物の最終処分地は県外に設置することを要求している。このような過程において、自分が受容できない受苦を、他の主体が受容することを前提にするような態度選択が次々と連鎖的になされてきた。」同回答書 pp.8

 つまり、日本学術会議は2012年の時点で、「日本には長期的に安定した地層はない」と核のごみの地層処分について否定的であり、また、福島県や新潟県、青森県のような地方に原発のような危険と汚染の負担を強いる施設を地方に押しつけてきた経過を批判しています。そのような地方に核のごみの最終処分場を押しつけることがあってはならない、と書いているのです。

 結論として「30~50年の暫定保管というモラトリアム期間の設定」を提案しています。

回答「高レベル放射性廃棄物の処分について 日本学術会議 2012年9月11日」

 菅政権が日本学術会議の推進した学者を任命しないのは、こうした国策に日本学術会議が従わないからではないでしょうか?菅政権が任命しないのは、特に2017年の日本の学術研究が軍事力研究に協力しないとした声明の影響が大きいと思います。そして、日本の学術研究を日本の兵器産業に協力させることこそが狙いなのではないでしょうか?

 核のごみ問題でも、日本学術会議に諮問を求めたのにもかかわらず、この回答書を無視して核のごみの地層処分を進めようとしています。それも、北海道という地方にまた、危険と汚染のある施設を押しつける形です。

 菅政権は日本学術会議の回答書に基づき、核のごみの最終処分方法を根本的に見直すべきです。

※ 諸事情によりプログラムが変更になる場合があります。

※ 事前に参加申し込みのあった方は、このあと、Zoomにお引越しして16:00~と19:00~ 荻野晃也著『身の回りの電磁波被曝~その危険性と対策~』第3回をやります。毎月1回行い、約半年かけて読みたいと思います。数字などが出てきて難解な部分があるので、ポイントを絞って解説したいと思います。読破する上でのヒントになればと思い始めます。

※ 当日はツイキャス中継のみを行います。

※ 10月例会終了後、ネット懇親会を20:00~22:00行います。会員限定です。会員の方で希望させるかたはZoomのアカウントを作ってお待ちください。ネット懇親会のご案内を差し上げます。

http://twitcasting.tv/naibuhibakushim/show/ こちらでは、生中継の他、過去の動画を見ることも出来ます。 聞き逃した情報などもチェックしてみてください。 それでは、沢山のご参加をお待ちしています。  

【お問い合わせ】entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局

内部被ばくを考える市民研究会

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です