阿蘇のコシヒカリの農家さんのご紹介 2020 水田土壌はセシウム137 1.7ベクレル/kg セシウム134は不検出(<0.094)

阿蘇のコシヒカリ農家さんの農地土壌を採取し、阿蘇のコシヒカリの水田土壌を測定させていただきました。新型コロナ感染症拡大予防のために、今回は、川根が現地に飛んで土壌を採取することができず、お米農家の田中幸博さんに土壌採取をお願いしました。昨年までとは別の水田です。

 ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で66時間測定で、セシウム134 不検出(検出限界0.094ベクレル/kg)、セシウム137だけが検出されました。1.7±0.3ベクレル/kgです。 

水田土壌測定結果 

阿蘇 水田土壌(阿蘇市 狩尾中務原33-1 ) 920.5g セシウム134 不検出(検出限界0.094ベクレル/kg) セシウム137 1.7±0.3Bq/kg 土壌採取日 2020年6月16日 8:00am 測定日 2020年7月9日 Ge半導体検出器 66時間測定

 これはほぼ大気圏内核実験によって降下したセシウム137のみと考えられるほど低い汚染度であると思います。2009年平均の日本全国の土壌0~5cmのセシウム137の汚染度は下記をご覧下さい。熊本県阿蘇市西原村の土壌はセシウム137が38ベクレル/kg(表土0~5cm)でした。これと比較すると非常に低い汚染であると考えられます。

図1 熊本県 阿蘇市 水田土壌  阿蘇市狩尾中務原33-1  セシウム134 不検出 0.094未満 セシウム137  1.7Bq/kg 検査報告書 2020年6月16日採取
図2 熊本県 阿蘇市 水田土壌  阿蘇市狩尾中務原33-1  セシウム134 不検出 0.094未満 セシウム137  1.7Bq/kg スペクトルデータ 2020年6月16日採取
図3 熊本県 阿蘇市 水田土壌  阿蘇市狩尾中務原33-1  セシウム134 不検出 0.094未満 セシウム137  1.7Bq/kg スペクトルデータ拡大図 2020年6月16日採取

『原発事故前の日本の土壌はどれくらいセシウム137で汚染されていたのか? 【データ出典】日本の環境放射能と放射線データベース』http://www.radiationexposuresociety.com/archives/11619

  以下が、原発事故前の2009年度白米および水田作土のストロンチウム90、セシウム137濃度です。文科省 第52回環境放射能調査研究 成果論文抄録集(平成21年度) p.15~16より。

 かつての水田作土中のセシウム137汚染度は3.8ベクレル/kg(石川県金沢)~14.9(新潟県上越)、ストロンチウム90の汚染度は0.2(福岡県筑紫野)~1.6(新潟県上越)でした。

2009年度 白米および水田作土のストロンチウム90、セシウム137濃度 【単位】ベクレル/kg

この資料から、この阿蘇の米農家さんの土壌 セシウム137 1.7ベクレル/kgの水田土壌で作られたお米からは セシウム137が0.01ベクレル/kgも含まれることはない、と考えることができます。原発事故前のセシウム137の汚染と同じくらいのお米ができると思います。

阿蘇のコシヒカリ栽培農家

熊本県阿蘇市
農業者 田中幸博さん
経営規模 水田   264アール
     水稲   165アール
     飼料稲    70アール
飼料用とうもろこし 14アール
   ねぎ     15アール(35アールは条件の良いところを借りて栽培)

        合計50アール栽培
繁殖牛  赤毛和種 2頭 黒毛和種 1頭を飼育

 2016年、これまで阿蘇のコシヒカリを作付してきた水田は、熊本地震により亀裂が入りました。震災3年かけても水田の基盤整備は終わっていません。2016年から亀裂の入っていない、別の田んぼで作付をしています。

2013年~2015年の水田の土壌データ

2013年

ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で17時間測定、検出限界ーセシウム134 0.45ベクレル/kg、 セシウム137 0.477ベクレル/kgーで、セシウム137のみ 2.02±0.37ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2013年5月4日 測定日:2013年8年15日 Ge半導体検出器 17時間測定 

2014年

ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で4時間測定、セシウム134 不検出 検出限界0.91ベクレル/kg、セシウム137のみ検出 2.2±0.57ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2014年5月4日 測定日:2014年6年13日  Ge半導体検出器 4時間測定 

2015年

ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で15時間測定、セシウム134 不検出 検出限界0.20ベクレル/kg、セシウム137のみ検出 2.0±0.43ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2015年5月3日 測定日:2015年7年7日 Ge半導体検出器 15時間測定 

2016年  阿蘇市中原97 中原127

2013年~2015年の水田は2016年4月14日および4月16日の熊本地震で亀裂が入り、水がたまらなくなってしまいました。2016年度から別の水田(阿蘇市中原97 中原127)でお米を作っています。

ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で118時間測定、セシウム134 不検出(検出限界0.066ベクレル/kg)、セシウム137のみ検出 0.52±0.11ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2016年7月18日 測定日:2016年8年12日  Ge半導体検出器 118時間測定

2017年  阿蘇市中原97 中原127

ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で64時間測定、セシウム134 不検出(検出限界0.081ベクレル/kg)、セシウム137のみ検出 0.96±0.2ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2017年5月5日 測定日:2017年7年21日  Ge半導体検出器 64時間測定

2018年 阿蘇市中原97

ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で70時間測定、セシウム134 不検出(検出限界0.096ベクレル/kg)、セシウム137のみ検出 1.2±0.24ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2018年5月3日 測定日:2018年7年20日  Ge半導体検出器 70時間測定

2019年 阿蘇市 中原127

ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で64時間測定、セシウム134 不検出(検出限界0.097ベクレル/kg)、セシウム137のみ検出 1.1±0.21ベクレル/kg検出されました。土壌採取日:2019年5月4日 測定日:2019年8年16日  Ge半導体検出器 70時間測定

 2015年までお米を作っていた水田には、2016年4月14日、4月16日の熊本地震によって亀裂が入りました。

 水路も寸断されて、修復が必要です。

こうした中、震災からの復興に向けて、阿蘇の米農家さんは頑張っています。2019年、5月に訪問した際には、亀裂を埋める基盤整備が行われていました。

 阿蘇のコシヒカリの販売をします。検査費用カンパ1000円を含み、1俵(30kg袋×2、合計60kg)を2万7000円(送料込み)です。また、阿蘇の米農家さんへの義捐金も受け付けます。また、半俵(30kg袋×1g)を1万3500円(送料込み)です。

 一昨年より好評につき、ねぎ5kgも販売します。送料込みで1箱5kg入りで4000円です。お金はお米と同時期に納入いただきますが、ねぎの発送は一番おいしくなった12月の中旬に送らせていただきます。

 数量は25俵(50袋)です。

 お申し込みは9月25日までに下記のアドレスまでお申し込み下さい。かならず、下記の内容をお書き下さい。また、申し込み受付後に郵便口座をご案内します。ご案内後に1俵あたり27,000円、半俵あたり13,500円、ねぎ5kg 1箱4,000をお振り込み下さい。振り込み先は申し込みを確認した際に改めてご案内します。今回は第2次募集は行いません。また、中国からのウンカの被害もあり、今年は収量が少なくなると思われます。例年行っていた来年1月末発送は今回行いません。ご理解をよろしくお願いいたします。

申し込みアドレス

entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局

申し込み内容

1.氏名
2.メールアドレス
3.申し込み俵数・箱数
阿蘇のコシヒカリ   俵
ねぎ       箱
(1俵あたり27,000円、半俵13,500円、ねぎ5kg 1箱4,000円)
4.送付先住所
5.電話番号
6.振り込み金額      円

(1俵あたり27,000円、半俵13,500円、ねぎ5kg 1箱4,000円)
7.振込者名
※ 申し込み者と振込者名が違う場合は必ず7番をお書き下さい。
同じ場合は「1に同じ」で結構です。

<申し込み締め切り> 2019年9月25日 数量は25俵(30kg×50袋)まで。

 受付期間 2019年9月14日~9月25日

内部被ばくを考える市民研究会

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